2020年11月13日、パナソニックは2022年4月から持株会社制へと移行するとともに、2021年4月1日付の常務執行役員・楠見雄規のCEO就任を発表した。 なぜパナソニックは今、変わらなくてはならないのか。かつてない大胆な再編に踏み切る真意と、その先に描くパナソニックの未来像とは――。 新たなパナソニックグループ体制へ パナソニックが生まれ変わる――。約9年トップを務めてきた津賀から、現・常務執行役員の楠見にバトンがわたり、パナソニックグループはホールディングカンパニー体制の下で新たなスタートを切る。個々の事業競争力強化と長期的...
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