2021年6月の株主総会を経て、CEOの楠見は代表取締役 社長執行役員に就任した。2022年度から持株会社制へ移行することを発表しているパナソニック。各事業を担う事業会社・事業部自身が主役となり競争力を磨く姿を目指すことから、楠見はこの新たな組織の形を「事業会社制」と位置付けている。新体制において、パナソニックはいかに成長する姿を示していくのか。その展望を楠見新社長に聞いた。 過去20年以上にわたって、パナソニックは成長できていない。これが私の率直な課題認識です。もちろん、三洋電機やパナソニック電工をはじめとした企業買収や、様々な...
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